ある日の保健室で、江戸川先生と長谷川沙織の師弟会話。
「江戸川先生・・・・・・先生のような方が、どうして保健のお医者さまに?」
「魔術を志す者は常に魔術を捨てる覚悟であるべし。現実世界に足場を固めるのも大切な修行ですよ」
「でも、守護するのが『この場所』なのは、なにか意味がおありなのでしょう?
先生は一見・・・アレですけど、無意味な事はなさいませんもの」
「ヒヒ・・・ 魚を獲りたくば海に出て群を追うもの。
汚れた霊を浄化したくば、頽廃の都に住むのが一番という。
習うより慣れろ! それが我が偉大なる師匠の第一の教えなのです。長谷川も肝に銘じておきなさいね」
「はい・・・・・・え、ここが・・・月光館学園が、頽廃の都なんですか?」
「かつてそうだった。いまもそうなりつつある。
おそらくこれから暫しのあいだ我々は退屈になるでしょうなー。それはまあ、十年前から予見していた事ですが」
「保健室が、ヒマになるってことでしょうか? いいことですね・・・」
「良くはありません。夜の間に魂抜かれて、通学路すら分からなくなる生徒が増えるのだ。
そろそろ新聞やニュースにも出始めた頃だろう」
「まあ・・・あの、無気力症が・・・?」
「長谷川も気をつけたまえ。
世の終わりに"バビロンの大淫婦"は現れる。
別名、影の母であるマザーハーロット――"それ"は毒に満ちた金の杯を持ち、老若男女あらゆる人間に姦淫を仕掛けるだろう。 何が"それ"かはまだ分からん。 だが、"それ"は近い」
「怖いわ・・・」
「その恐怖心を望ましい防御エネルギーに転化なさい。
まぁしかし、毒とは、用法・用量を守れば良薬にもなります。
現在の無縁社会はそういったカンフル剤を必要としているのかもしれません・・・。そこは是々非々ですな」
「私・・・自信無いわ。あまり勇気がないんです。
でも、逃げてはならないのですね。
危険な学園・・・・・・みんなは、そうとも知らずに・・・」
「黙して語らず、ですよ。 隠者のように学園生活を送りなさい・・・
コトは隠密に運ばねばなりません。モチロン、我々が邪魔をされないためですが」
「ええ・・・わかりました。隠者のように・・・」
「・・・今はそれでよろしい。あーしかし、一度すべてを疑ってみるのも魔術師の心得ですよ。
まあ、いざ危険が迫れば私がなんとかしましょう。その時が来たら・・・
・・・未熟な弟子に対する、師たる者の義務ですからね」
「ありがとうございます・・・・・・江戸川先生」
「永のお別れになるやもしれませんが、元気で過ごすのですよ、長谷川」
「はい。 ・・・・・・え? 先生、いまなんておっしゃいました?」
「ただの予言ですとも。
さて、もうこんな時間か・・・。 アルジャーノン、帰りましょうね」
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弟子にはちょいとエラソーに黙示を語る江戸川先生。ハム子は2周目・・・・・・とくりゃ序盤のペルソナはスカディとマザーハーロットだ。沙織さんはきっとあれだよ、魔術一家の落ち零れ。憧れの叔父に弟子入りしてたけど修行そっちのけで師弟関係の一線超えちゃったんで一族にひきはなされたんだな。それで江戸川のいる月光館学園に放り込まれ・・・『沙織のアトリエ ~月光館学園の錬金術師~』 ・・・ちょっとやってみたくなっwたww 師匠が江戸川かぁ・・・・・・もしも弟子の使い魔が猫だったらアルジャーノン大ピンチじゃん。それでなくても江戸川が実験台にしてるせいでストレス決壊→ハゲてそうなのにっ
もしもシリーズ楽しいわ~(オイラだけがw)
図書委員だと大西先生か。あの先生も好きだー、つーか悪さしてジロッと睨まれたい!ときめく!
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ベヨネッタとどっちにするか迷った。FPSがこんなにオモロイとは!
コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア(Xbox360廉価版)
そうそう・・・。虚構だけが傷つく、お美しい大虐殺がしたいんだよ。
★
なんでウチのオカンは加湿器のタンクを食洗機につっこんで洗うクセがあるのだろうw
壊したのはこれで3台目なのですが・・・。
「母者。タンクがドバーっと水漏れします。ゆがんで穴があいております。また食洗機で乾燥しましたね?」
「あら、またなの? しょうがないわねえ、生活費から出すから買っときなさい」
全然悪びれてません。むしろ壊れたタンクの脆弱さにタメ息ついとった。
加湿器はけっして食器なんかじゃない筈・・・(少なくともあれでメシを食ったことはない)・・・が・・・そう思っているのはオイラだけなのか?
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